- 光触媒Cutalystの各種試験 及び 関連データと実績
- 新型コロナウイルスに対する効果
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「銅」が新型コロナウイルスの不活化に効果を発揮
- これは2020年3月20日に、新型コロナウイルスの生存期間について、米国カリフォルニア大学とプリンストン大学の研究チームが、ウイルスの生存期間はプラスチックやステンレスの表面では48~72 時間と⾧いのに対し、銅の表面では4時間と極端に短くなることを発表しました。 Cutalyst(カタリスト)は、初めて「フッ素樹脂」「銅」「銀」が配合された光触媒塗料です。外壁でも内装でも塗布できるため、コロナウイルスに対して優れた効果を発揮すると言われております。
- ※米疾病対策センター(CDC)とカリフォルニア大学ロサンゼルス校、プリンストン大学の研究チームによる研究データ。米医学雑誌「ニューイングランド医学ジャーナル」に掲載
- 新型ウイルスを含んだ液体を噴霧し、「エアロゾル」と呼ばれる微粒子にした。
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Cutalystを塗布したテーブル
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現在の飲食店などの対策コロナ禍の蔓延で飲食店やバーではテーブルに透明パーテーションを設置したり店員や客にフェイスシールドをさせ たりする事例が多いですが、和やかな雰囲気が台無しにある障害物であることは間違いなく、なんとかこのような障壁を設けなくても飲食を楽しめる方法が求められています。コストが安価であることも必要条件です。
- パーティションを設置するデメリット
- ・飲食店における雰囲気の低下
- ・パーティションの設置費用の増加
- ・パーティションの定期的な清掃
NFE2(繊維用)を塗布&乾燥させた 光触媒テーブルセンター の上 で 卓上 加湿器を作動させた実験です。
加湿器の中身は単なる「水」 です。超音波式加湿器から発生するのは蒸気ではなく粒子径10ミクロン前後の水滴です。
大部分はすぐに テーブル上に落下しますがその際に水溶性の微 粒子をキャッチします。
光触媒テーブルセンターに染みこんだ水滴中の有害物質はただちに 分解されます。
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Cutalystを塗布したテーブル
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ご提案
以前からご提案している進化版です。NFE2(繊維用)を塗布&乾燥させた光触媒テーブルセンターの上で卓上加湿器を作動させるだけです。加湿器の中身は単なる「水」です。 超音波式加湿器から発生するのは蒸気ではなく粒子径10ミクロン前後の水滴です。大部分はすぐにテーブル上に落下しますがその際に水溶性の微粒子をキャッチします。光触媒テーブルセンターに染みこんだ水滴中の有害物質はただちに分解されます。
ホンモノのウィルスを使った実験はまだ行っていませんが代替物質として香料を使った実験では優秀な成績を示しました。
1mgのジャスモン酸メチル(代表的な香料)を約1m3の空間に散布した場合 、1分後に臭気は完全に消えました。
除去率90%を仮定しますと1分間に300000000000000000個の分子が捕捉&除去されたことになります 。
ヒトが1回のクシャミで放散するウィルス量は100万個とされていますので、その300000000000倍の微粒子を短時間で、捕捉&除去できるということです。
しかもウィルスの大きさは香料の10倍以上ありますので水滴による捕捉のしやすさ逆に表現すると、
水滴と水滴の間をすり抜ける確率の低さは香料分子の比ではありません。
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金属銅の付着
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金属銅粒子を塗布したクロスNFE2は殺菌・感染予防効果を光触媒だけでなく金属銅から発生する銅イオンに頼っています。この金属銅粒子はスマホ対応顕微鏡でかんたんに観察できます。 膜の存在すら実証できない 一般的な光触媒と根本的に違います。
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細菌汚染の確認
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スタンプ培地具体的な細菌汚染の程度を計測するために以前はルミテスターをご推奨してきましたが使い方を根本的に間違えている業者が増えてきましたので 悪い印象を払拭するために今では スタンプ培地を お勧めしています。ばい菌の数が視覚的に認識できますから、よりユーザーにアピールできます。
- 光触媒各社比較データ(外装用)
現在光触媒を利用した塗料は、各社色々な方式が採用された塗料を使用しています。
下記は、代表的な外装用の光触媒での比較データになります。
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A社方式
- 利点
- 親水性が高い
- 欠点
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膜が硬い体積収縮が大きいので薄膜しか形成できない。裏反応がある。有機塗膜に直接は塗装できない。成膜に長時間掛かる。施工に専用機器と熟練が必要な施工が高価になる。セルフクリーニング以外の目立った機能がない施工後の確認/検証が不可能。
- ※光触媒コーティングの嚆矢となる製品であったが欠点が多すぎて撤退せざるをえなくなった。
- ※再塗装時ガラス系なので塗膜が密着しない。そのままでは出来ないので困難が生じる。
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B社方式
- 利点
- 膜が柔らかい。体積収縮が小さいので厚膜形成可能。裏反応がない。有機塗膜に直接施工可能。成膜が短時間で終了する。
- 欠点
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親水性が弱い→厚膜形成の必要があるので施工に専用機器と熟練が必要→材料費が高価。塗膜が白濁する。セルフクリーニング以外の目立った機能がない。施工の確認/検証が不可能。期待するほど耐候性が良好でない。
- ※光触媒濃度を低くしてA社特許への抵触を回避していた。また親水性の不足を補うためにフッ素系バインダー(B社製)は2種混合状態でこれが白濁を惹起する。
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- 光触媒Cutalyst Ex + NFE2
- ケミカルテクノロジー方式
- 利点
- 膜が柔らかい。親水性が高い。薄膜で十分なので特別な塗装器具や熟練が不要→比較的安価な施工が可能。裏反応がない。有機塗膜に直接施工可能。成膜が短時間で終了する。耐候性が良好。セルフクリーニング以外に防カビ・殺菌機能が高い。施工の確認/検証が可能(共存する銅粉の検出がスマホ顕微鏡で簡単に目で確認出来る)。
- 欠点
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銅粉が沈降しやすい。ガラスビーズを入れ塗布前よくふって均一に攪拌。
- ※A社特許が2016年に失効したのでそれを応用して親水性アップに成功。再塗装も現状で下塗り上塗り。
- ※汚れカビ防止にウレタン防水膜や不可能だった屋根に施工で遮熱効果。
- ※溶剤・水性に関係なく基本はローラー施工で1回塗り。勿論スプレーガン施工も可能。
- 項目別効果一覧表
光触媒Cutalyst Ex + NFE2は、光触媒と銀・銅・ナフィオンで構成されています。
様々な効果・方法で測定した際の、項目別の効果一覧です。
暗所での効果は特に他の光触媒には見られない大きな特徴となっています。
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効果・方法
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空気触媒
-
光触媒単独系
-
光触媒+プラチナ
-
光触媒+銀
-
- 光触媒+銀+銅+ナフィオン
- (光触媒Cutalyst Ex + NFE2)
- 暗所での効果
-
×(原理不明)
- ×
- ×
- ▲
- ◎
- 効果の持続力
-
×(原理不明)
- ◎
- ◎
- ◎
- ◎
- 物体表面への効果
-
×(原理不明)
- ◎
- ×
- ◎
- ◎
- 空間への効果
-
×(原理不明)
- ×
- ×
- 〇
- ◎
- 抗ウイルス
-
×(原理不明)
- ×
- ×
- ▲
- ◎
- 抗細菌
-
×(原理不明)
- ×
- ×
- ▲
- ◎
- 抗カビ
-
×(原理不明)
- ×
- ×
- ×
- ◎
- 感染予防
-
×(原理不明)
- ×
- ×
- △
- ◎
- 人体への安全性
-
×(原理不明)
- ◎
- ◎
- ◎
- ◎
- 消臭効果
-
×(原理不明)
- ×
- ×
- 〇
- ◎
- コスト
-
×(原理不明)
- ▲
- ▲
- ▲ ~ 〇
- ▲ ~ 〇
- 施工・効果の検証
-
×(原理不明)
- ×
- ×
- ◎
- ◎
-
空気触媒
- 暗所での効果×(原理不明)
- 効果の持続力×(原理不明)
- 物体表面への効果×(原理不明)
- 空間への効果×(原理不明)
- 抗ウイルス×(原理不明)
- 抗細菌×(原理不明)
- 抗カビ×(原理不明)
- 感染予防×(原理不明)
- 人体への安全性×(原理不明)
- 消臭効果×(原理不明)
- コスト×(原理不明)
- 施工・効果の検証×(原理不明)
-
光触媒単独系
- 暗所での効果×
- 効果の持続力◎
- 物体表面への効果◎
- 空間への効果×
- 抗ウイルス×
- 抗細菌×
- 抗カビ×
- 感染予防×
- 人体への安全性◎
- 消臭効果×
- コスト▲
- 施工・効果の検証×
-
光触媒+プラチナ
- 暗所での効果×
- 効果の持続力◎
- 物体表面への効果×
- 空間への効果×
- 抗ウイルス×
- 抗細菌×
- 抗カビ×
- 感染予防×
- 人体への安全性◎
- 消臭効果×
- コスト▲
- 施工・効果の検証×
-
光触媒+銀
- 暗所での効果▲
- 効果の持続力◎
- 物体表面への効果◎
- 空間への効果〇
- 抗ウイルス▲
- 抗細菌▲
- 抗カビ×
- 感染予防▲
- 人体への安全性◎
- 消臭効果〇
- コスト▲~◎
- 施工・効果の検証◎
-
光触媒+銀+銅+ナフィオン(光触媒Cutalyst EX + NFE2)
- 暗所での効果◎
- 効果の持続力◎
- 物体表面への効果◎
- 空間への効果◎
- 抗ウイルス◎
- 抗細菌◎
- 抗カビ◎
- 感染予防◎
- 人体への安全性◎
- 消臭効果◎
- コスト▲~◎
- 施工・効果の検証◎
- エビデンス一覧
- 光触媒Cutalyst Ex + NFE2カタリスト
- は下記のエビデンスを取得しております。
- 食品安全衛生法(安全性の認証をJCII一般財団法人化学研究評価機構)
- カビ(白癬菌)試験証明書
- ノロウイルス・ネコカシウイルス試験証明書(開発元実験)
- 湿式分解証明書
- ホルムアルデヒド試験
- 殺菌証明書(開発元実験)
- 酸化チタン濃度実験(自社用)
-
詳細なエビデンスを知りたい方はお問い合わせください。
- ※インフォメーションにスクロールします。
- 耐久性結果一覧表
光触媒Cutalyst Ex + NFE2には、光触媒+銀+銅+ナフィオン(フッ素樹脂)が膨れています。
他の塗料と異なり、フッ素と光触媒の効果で、耐久年数は大幅に向上し、驚異の耐久性を発揮できます。
- 塗料名
- 1㎡あたり
- 耐久年数
- アクリル
- 1200 ~ 1800
- 5 ~ 7年
- ウレタン
- 2000 ~ 2500
- 8 ~ 10年
- シリコン
- 2800 ~ 3500
- 10 ~ 15年
- フッ素
- 3800 ~ 4500
- 15 ~ 15年以上
- 断熱遮熱
- 3200 ~ 38000
- -
- 光触媒
- 3800 ~ 5000
- 15 ~ 15年以上
- 塗料名 アクリル
- 1㎡あたり 1200 ~ 1800
- 耐久年数 5 ~ 7年
- 塗料名 ウレタン
- 1㎡あたり 2000 ~ 2500
- 耐久年数 8 ~ 10年
- 塗料名 シリコン
- 1㎡あたり 2800 ~ 3500
- 耐久年数 10 ~ 15年
- 塗料名 フッ素
- 1㎡あたり 3800 ~ 4500
- 耐久年数 15 ~ 15年以上
- 塗料名 断熱遮熱
- 1㎡あたり 3200 ~ 3800
- 耐久年数 ー
- 塗料名 光触媒
- 1㎡あたり 3800 ~ 5000
- 耐久年数 15 ~ 15年以上
- 施工手順
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Cutalyst+Ex 吹付手順1
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撹拌の仕方2※液剤の攪拌が甘い場合、効果は半減してしまいますのでご注意ください。液剤を専用のガン容器に入れます。撹拌用ガラスビーズがガン容器に入らないようにボトルの口を上にして液剤を入れてください。室内で入れる際は、下にシートなどで養生を行ってください。
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吹付機械の段取り3※ガン先の口径は0,8mmで吹付ください。圧力はマックスにします。※クリーンボーイがない場合は、カップガンや塗装で使用するコンプレッサー型でも問題ありませんが、口径及び圧力が違えば効果などは半減しますのでご注意ください。
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吹付の仕方4特にフラットではない凹凸のあるサイディング壁に関しては、ムラが出やすいので必ず十字に切り吹付を行ってください。手首のスナップで吹き付けるとムラが出ますので、必ず真っ直ぐガンを動かさず移動しながら吹付を行ってください。また、施工中に銅が容器内で沈殿しないように定期的にガンを振ってください。
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養生・拭き取りについて5※建物により上記以外、養生する箇所もございますので、担当者の方は吹付を行う前に必ずチェックしお客様に確認を取ってください。外部サッシやガラス面に関しては吹付完了後、必ずウエスなどで拭き取り作業を行ってください。酸化チタンが乾くとガラス面には白い粉が付着します。放置すると白く濁ったような見た目になりますので、必ず確認し拭き取りをお願い致します。塗布量が多すぎてダレや白くなってしまった場合も同様です。
- 施工実績
- 散布用施工手順
- カタリスト
- Cutalyst
- 内装用 / 外装用
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Cutalyst + NFE2
-
Cutalyst + Ex